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ユトレヒト オルゴール博物館1
2017.02/05 (Sun)
2016年11月29日~12月5日のオランダ旅行記です。オルゴール博物館です。
元教会ということで、入り口も内部もいかにも教会でした。
ドム塔とオルゴール博物館のどちらも行かれるんでしたら、コンビチケットを購入するとお得です。
私はツーリストインフォメーションで、ドム塔のツアーの予約も同時に行いました。
早速中にはいってみましょう。
構造は教会ですが、白い柱と壁でとても明るい感じです。
中の無料ツアーもあるようでしたが、自分で見て回りました。鍵の絵が描いてあるカードをわたされ、それをさすと音が聞けるようになっているものもありました。ちょっと思っていたのと違う気がしましたが、まあまあだったと思います。ただ、後半はどれを見ても同じに見えてしまいました(笑)。
説明もあったようですが、みなかったようです。
オルゴールというと、小さなものだったり、メカニカルな部分の展示だと勝手に想像していたのですが、こういう街中とか娯楽施設などに置いてあるような大きなオルゴールがたくさんありました。
ちょっとズーム。
こういう部分を見るのが好きなんです。
自動演奏のピアノのようですが、上の方にはバイオリンもくっついています。バイオリンも自動で演奏できるんですね。
上のバイオリン部分を切り出してみました。
時計コーナー。
大きな時計です。この動物部分が回るのかなぁ?素朴な木製でいい感じです。
ゴージャスな時計。これも音がなるんでしょうか?
時計よりも4番のカードをもったおさるさんが気になります(笑)。
ありがちな時計ですが・・・きらきらすぎです。でもこの時計の説明は撮っていました。
MME MARGUERITEという時計で、メーカー不明、時計部分はフランス製、音楽部分はスイス製、1820年のものだそうです。
夜明けの女神のEosかAuroraが、星がついた夜のローブを持ち上げて太陽がその下からのぼってきて、時を告げる鶏もいて・・・とかっていう図だそうです。時計の部分の下の柱には永遠のシンボルである尻尾をくわえたヘビのモチーフがあります。などと、一つずつ説明を読んで行けば、もっと楽しめたかもです。
でも上のようなぴかぴかの時計を見るより、こういうムーブメントの部分が、ぴこぴこ音を鳴らしていくところを想像しながら見る方がわくわくします。
これは大きなスタンド型の時計の上の方だけズームしました。
STANDING CLOCK 1890年製
文字盤は、秒、分、時間、曜日、日付、月、星座、季節、年、うるう年、月齢、日の出/日没、メロディの種類、時報をならすか、音楽をならすかどうかという設定ができるようです。12種類のメロディを選べたとか見た目だけでなく内容も凝ったものです。デジタルな現代なら普通にできそうですけど、18世紀にこの機能を組み込むのは結構大変だったのではと思います。
もちろんそんな凝ったものばかりでなくこういうのもあります。
音楽をかなでるぬいぐるみって感じでしょうか。首と腕くらいは動くのかな???
こちらは、1885年のパリ、日傘を持った日本人女性だそうです。これは動くだけのか音もなるのかはわかりません。
いかにも私が好きなタイプ。時計の中だけでなくまわりの装飾も凝ってます。
COLLUMN PENDULUM CLOCK 1850年。ウイーンのものだそうです。
これはいかにもオルゴールですよね。回してみたい。
ストリートオルガン。1918年製。
ストリートオルガンにくっついているのはこんな艶やかな女性が多いんですが、お子様向けというわけではないんですか?
こんなシンプルなものの方が持ち運びも便利そうです。荷台がいい感じ(笑)。
これも好きです。
HARMONIPAN BARREL ORGAN 1891-1894年
これはまたなんともステキな時計でした。
JACQUEMARTS CLOCK 1550年。
500年近く前のものだとは信じられません。後部にはいかにも歯車な歯車。
上の方ズーム。どんな音がなるのかな?
文字盤も素晴らしいです。こんなの欲しい。
ここはとてもゴージャスで大型なストリートオルガンが並んでいます。
ズーム。パイプオルガンみたいです。
こちらは比較的シンプル。
3枚上の写真の右側に写っているものです。これだと大きさがわかりませんが、とても大きいです。
THE MORTIER。ダンスオルガンと書いてありました。ダンスオルガンって・・・?1927年。
DISC CHANGING MUSICAL BOX 1900年。ジュークボックスにとってかわられるまでは、カフェやミルクバーで使われていたそうです。コインをいれると音楽がなるそうです。
これは、下の方にローラーがついています。ピンの多さやパイプからすると複雑な音色を期待できます。
今日も最後まで読んでいただいてありがとうございました。
明日に続きます。
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